こんにちわ、東京を中心に全国で活動しているスチールカメラマンの本井です。
元々、観光向けの記事を作成する中で、コンテンツの一つとして写真を撮影していたのが私の写真人生の始まりでした。主にアウトドア関係の文章を作成していた関係で、この当時は風景をたくさん撮影しました。東京都の最高峰の雲取山に始まり、西に徐々に興味を移して、丹沢主稜縦走、国師岳、金峰山、瑞牆山、蓼科山、赤岳、北岳、甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳、北アルプスでは燕岳から入って槍ヶ岳、上高地に降る表銀座縦走に夜通しで撮影しながら歩きながらしました。
この辺りからでしょうか、こうなんといいますか、写真で何かワクワクするようなことができたらいいのにな、という思いが強くなった時期でもありました。
そこからは、恵比寿にあるバンタンデザイン研究所のフォトグラフィーコースに通いながら、ロケーションサービスのスチールアシスタントのアルバイトを始め、そこではありとあらゆるジャンル、フード撮影、スタジオワーク、建築撮影、ECの物撮影、取材撮影、コーポレートのホームページ用素材撮影、アパレル、ファッション、美容、ビューティー、宣材撮影、プロダクト商品撮影などなど各方面で活躍しているフォトグラファーのアシスタントを通して、仕事のやり取り、照明の組み方、機材の知識など、いろいろな事を学ばせていただきました。
中にはスチール現場とは別に、ムービー現場の美術班やケーブル捌き、さらに音声マンなど今思えば、よくそんな仕事スチールアシスタントに発注したなっていう現場もありました。なにはともあれ、私のフォトグラファーとしての始まりはそんな感じで愉快な感じでした。